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 「すぐに役立つ!実践撮影セミナー(5)」レポート

 商品の価値を高める撮影テクニック
 & 売上アップのウェブテクニック

2009年6月27日、東京・表参道にて、第5回目の「すぐに役立つ!実践撮影セミナー」が開催されました。今回のセミナーは撮影と、Webサイトを利用した集客テクニックの2本だてで開催しました。講師は、雑誌や広告、PR誌などで精力的に活躍されているプロカメラマンの中川カンゴローさんと、Webコンサルタントの永田康祐さん。

講師:中川カンゴローさん
講師:中川カンゴローさん

■物撮りのポイントは、光のコントロール

今回は、ネットショップを意識して、モノをきれいに撮影するというだけではなく、実際にウェブサイトに掲載したときに、集客につながったり、購買意欲をかき立てるような写真の撮影にはどうしたらよいかという、これまでよりもさらに実践的な内容になりました。

物撮りのポイントは、光をいかにコントロールするかということにあります。もっとも基本的なセッティングとして、トレーシングペーパーを使って、撮影対象に当たる光を面光源にする方法があります。

もうひとつは、光の方向です。上から光がくるトップライトの状態が基本になります。そして手前からレフ板などで後ろからくる光を反射させて、撮影対象の正面を明るくします。さらに必要であれば、横からトレーシングペーパーごしにライトをいれます(サイドライト)。

料理の撮影の場合はトップライトを少し後ろに移動して逆光気味にしてやることでシズル感を強調できます。

■物撮り基本セット

ここで、物撮りで、持っていると便利なものをまとめてみます。

  • トレーシングペーパー
  • レフ板
  • ケント紙(黒、白、グレー)

などがあります。レフ板などは、白いボードであればどんなものでもかまいません。

トレーシングペーパーは、90cm幅ぐらいのものがあるとよいでしょう。

ほかに、アクリルの鏡などがあると便利です。いずれも100円ショップやホームセンター、画材屋さんなどで手に入ります。

照明など専用機材があったほうが、きれいに効率よく撮影できるのは言うまでもありませんが、ちょっとした工夫で高い効果を挙げることができます。

■商品がもっとも魅力的に見える位置を探す!

照明のセッティングが終わったら、その商品がもっともきれいに見える位置を探します。光のあたり方、撮影対象の配置、アングルなどを、自分の目がカメラだという意識で、実際に体を移動させて探します。

このときに注意することは、カメラは望遠(ズーム)を使って、離れて撮影することです。広角(ワイド)を使って、商品に寄って撮影すると、どうしてもゆがみが出てしまいます。また、望遠で適切な絞りを使うことで、ぼかしなどの効果も加えることができます。

商品がもっとも魅力的に見える位置を探す
商品がもっとも魅力的に見える位置を探す

■売上をアップさせる写真とは?

ウェブサイトに掲載するときには、どういう写真があると良いのでしょうか。

  1. それがどういう商品なのかを説明する全体像
  2. 商品のもっとも特長的な部分を説明する写真

この2つは、基本ですが、もうひとつ、売上を伸ばすために大きな効果を上げる写真として、「ストーリーを説明する写真」があります。

たとえば、贈り物にお酒や万年筆などをプレゼントする例を考えてみましょう。

ボトルやペンの色や形の全体像、詳細を説明するラベルが、先に挙げた2点です。これに、若い女性がリボンをつけたペンに手をそえている写真や、お酒のボトルの前で乾杯している写真などがあると、その商品の使われ方を買い手が想像できます。このように、その商品を買うことで、得られる利益を直感的に理解できるような写真があると、買い手の購買意欲を刺激できます。

■アクセス解析でわかるお客さまのホンネ

最後に永田さんが、アクセス解析の重要性について、説明しました。

Google Analyticsは、楽天などのネットショップ向けサービスに入っていても導入でき、項目によっては、楽天などが提供しているサービスよりも細かいデータを取れるなどの利点があります。

アクセス解析をどのように利用すればいいかということについては、多くの方が悩まれていることと思います。いろいろな切り口がありますが、今回はキーワードに焦点をしぼって、実際のネットショップのアクセスログを例に、実践的な説明となりました。

キーワードを見ると、そのサイトに来る人がどいういうことを期待して来るかということがはっきり分かります。そこで、ウェブサイトで伝えようとしている情報と検索結果との間に差がある場合には、サービスの方向性や見せ方を再検討する必要があるというわけです。

また、検索されているキーワードのうち、数が少ないものは、どういうサービスが必要か検索する人が迷っていることを表していることがあります。この数が少ないキーワードをチェックすることで、今まで取りこぼしていたお客さんをサイトに呼び込めるようになることもあるということです。

講師:永田康祐さん
講師:永田康祐さん

参加者がネットショップに関係した方が多かったということもあり、売上アップに繋がる写真から、アクセス解析の考え方まで幅広い内容となり、受講者の皆様からの質問も積極的で、さらに濃いセミナーとなりました。

受講されたみなさま、お疲れさまでした!

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